あきら様×白石SS「手」

うぐー…
今日はあんまり調子がよくないのだよ…
正直、二日酔いなのだよ…


だって昨日白石と一緒に盛り上がっちゃってさぁ…
まぁ止められたんだけど、結果的に飲んじゃってさぁ…


「うぅぅ…」
「あ、あきら様、大丈夫ですか…?」


白石はあたしの背中をさすってくれる。
それだけでも良くなる、気がする。


「気持ち悪いよぉ…」
「もう、無茶するからですよ…?」
「ごめんなさい…」


白石の胸が、あたしの目の前にきて、
抱き締めながら背中をさすってくれた。
全く、って良いながらも、いたわってくれた。

あ、白石の匂いがする…
なんとなく、安心できるのはなんでだろう?

もうすぐ仕事だけど、
もうちょっと、こうさせて、ね…