1.17

今日は阪神大震災の日か。自分は生まれも育ちも東京で、未だに震災というものを実感した覚えがない。そのときはまだ小学生で、はっきりとも覚えていないのだが、朝のズームインか何かだったとおもうのだが、「独特の臭いがします」とレポートしている人が言っていたことを覚えている。
あれから10年が経った。自分は未だに震災というものを体験していない。しかし阪神の人たちは、体験してから10年経った。この大きな違いは何だろう?
自分はスマトラ沖地震のとき、ただびっくりしていただけだった。しかし、阪神の体験をした人には、その苦しみが理解できるのだと思った。「良い経験」と言うわけじゃないけど、阿保みたいに暮らしている自分より、被災者の心が解る事はちょっと辛いかな、と思った。
津波の被害で両親を無くした男の子の映像が映っていた。悲しそうで、見ているこっちが辛いと思った。マスコミ関係者の中にも、同じように悲しんだ人がいてもおかしくないのに、何故その子を撮らなければならないのか、理解に苦しんだ。悲しみをあおる気か?